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生け込み作品

 1本の花が届くまでにどれだけの人が関わっているか考えたことがありますか?

生産者が愛情を込めて作った花が流通経路で運ばれ市場から生花店へと運ばれます。

でもそこが終着点ではないのです。

 フラワーヨシミではそこからお客様の手にお花が届き綺麗な花を咲かせて喜んでいただける

そしてその花がひとつの役目を終えるそう考えてお花を生けています。

花も1本1本人と同じで違います。たくさん長く咲いて楽しませてくれる花もあれば

あっという間に咲いて散っていくものもあります。

また咲かずに蕾のまま終わる花もあります。

 ただ水をあげれば良いのではなく、花も咲かせるエネルギーが必要です。

光もそうですが栄養も必要なのです。ご家庭にあるガムシロップ(コーヒー等に使う液体)を

ちょっと花瓶の水にいれるだけでも花にとっては花を咲かせるための栄養となります。

 人間のブドウ糖の点滴の栄養補給と同じイメージでしょうか?

ほんのちょっとのことで1日でも長く綺麗な花が楽しめたら嬉しいですよね。

 その花を売った側もお客さまもきっと花を作った生産者の方も皆が喜べるそんな仕事を

これからもしていきたいと思っています。

お正月に飾った雲龍梅。
枝ぶりがとても良いので花が1輪でも残っていたら
もう少しもう少しと飾っていたら蕾が付き始めました。
生きているって素晴らしいです。
雲龍梅は1本切ってしまえばその木は根しか残らなくて
ここまで育てるのがとても大変です。
桜の咲く時期に梅があっても良いと私は思います。
生きて咲こうとする花の命を生かす努力を私はしたいです。

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